探偵七つ道具                    
                                                                2025/09/05                    
                                                                どこでこのような言葉が生まれ、広まったのか知りませんが、「探偵七つ道具」という言葉が定着しています。しかしこの探偵七つ道具、実際のところで、使用する道具には違いがあります。各探偵で調査のやり方にも違いがあるからです。必要な道具といらない道具もあります。それでは、尾行をおこなう探偵が必携している3つの道具を紹介しましょう。                    
                                                                                                                                 怪文書の作成                    
                                                                2025/09/05                    
                                                                残念なことに、何千社もあるといわれる探偵社の中には、こういった怪文書作成の依頼を平気で引き受けるところもあります。こういった会社が多いのが、怪文書作成です。怪文書の依頼でもっとも多いパターンは、同業の競争相手を蹴落としたいというものです。つまり依頼人は、同業者であるターゲットのあらを捜し出したうえで、それを誇張して書き連ね、結局は怪文書を作成します。依頼者とターゲットが同業なので、結びつきやすいという利点もあり、結果、浮気の事実を綴った怪文書を作成します。                    
                                                                                                                                 盗聴器発見業務                    
                                                                2025/09/05                    
                                                                盗聴器発見業務は、いわゆる変わり種の調査のひとつといえます。この調査の依頼があるのは、盗聴器が見付かればという依頼者の悲願なのですが、一方で実際には盗聴器が発見されることはまずなく、依頼されて調査しても見つからないのがふつうです。つまり、盗聴器発見業務が仕組まれているのかどうかというのは、依頼者の妄想なのです。 この仕事は、消音者金融会社の大手である○○が依頼する発表業務で、その代表として有名なのが「武富士盗聴事件」です。弁護士やジャーナリストの自宅に盗聴器を仕掛けていたというものです。                    
                                                                                                                                 自分調査                    
                                                                2025/09/05                    
                                                                自分調査とは、体なんなのでしょうか?この調査とは、近所や会社で自分自身が一体どう思われているのかを知りたいという、ちょっと変わった調査です。結婚相談所での出会いのきっかけが出会い系サイトであったと知られたくないという人が、結婚調査で自分自身を依頼することもあります。調査の結果、思いのほかマイナス要素が多かったり、逆に好評であったりと、人間関係の評価を確かめる調査です。依頼者は被害妄想と思われて終わることが多いです。妄想癖のある人が多く、近所や会社では意外と普通の人であることが多いのです。                    
                                                                                                                                 内偵調査の場合                    
                                                                2025/09/05                    
                                                                ターゲットに対する信用度をはかるのが内偵調査の目的です。業務歴の長い昔ながらの老舗探偵社がこの調査を得意としています。では紹介していきます。                    
                                                                                                                                 保険調査                    
                                                                2025/09/05                    
                                                                保険調査とは、例えば交通事故の被害者が保険金を要求している場合、実生活における身体の自由が利かないと訴える、その身体の状況を見極めることを目的として行う調査です。                    
                                                                                                                                 素行・行動調査                    
                                                                2025/09/05                    
                                                                ターゲットの素行や行動を把握する調査です。例を挙げると、背任行為や非行をするような不良社員に対しての素行・行動調査がこれに該当します。動機不明な行動をする社員や家族の素行が心配で、その様子を知りたいという依頼もあります。そのほかにも、親元を離れている子供の生活状況を調べるといった風変わりな目的もあります。                    
                                                                                                                                 浮気調査                    
                                                                2025/09/05                    
                                                                パートナー(配偶者や恋人)の「浮気」を突き止める調査です。影となり、不貞の証拠をおさえることを目的とします。浮気調査は探偵社の看板商品です。ラブホテルへの出入り撮影など、浮気調査が依頼全体の件数としても圧倒的に多いのです。                    
                                                                                                                                 どんな依頼を受けるのか?                    
                                                                2025/09/05                    
                                                                身近に探偵の知り合いがいる人は、そう多くはないでしょう。そうなると、ほとんどの人が持つ探偵に対するイメージは、小説やテレビドラマで見るようなものが先行しがちかと思います。本物のプロが実際にどんな依頼を受けているのかは、想像の域を出ないのではないでしょうか?依頼内容については、皆さんも気になるところだと思います。「尾行調査」「内偵調査」という非常に重要で、我々の業界では尾行調査の需要がもっとも多く、ほぼすべての探偵社で扱われています。優秀な尾行技術を持ってさえいれば、体力の続く限り食いっぱぐれることはありません。それでは、依頼の種類をいくつか分けて解説していきます。                    
                                                                                                                                 探偵のイメージや社会的地位                    
                                                                2025/09/05                    
                                                                職業は探偵です。これを言うと、かなり評判が良くて興味を持たれます。飲み会では質問攻めにあい、注目的になること間違いなしです。かといって異性にモテるかというと、そういうことはありません。探偵の場合でいえば、確かに女性なら良い響きになります。ところが、ここに「結婚」を視野に入れてくると、男性は悲鳴を持たれます。残念ながらそうなることは限りません。男性に対して経済力や社会的信用を求めているからです。しかし探偵業界は儲けている探偵はほとんどいません。給料もまた安いと知られています。それに探偵には安定感もありません。保険関係やポーターとして経営者や事務の相談に行っても、探偵でなく探偵会社としての信頼性や安定感も充実していません。一言で言えば安定感です。                    
                                                                                                                                 授業料について                    
                                                                2025/09/05                    
                                                                探偵スクールでは、ほんのわずかな経験程度の基礎知識を学べることもあります。しかし授業料に対しての費用対効果は高すぎるといえます。探偵スクールの授業料は、専門的な講習を通り学ぶようなコースを受講した場合、合計で20万円から30万円ほどです。それ以上のコースでは、合計で50万円以上、あるいは100万円以上の授業料がかかるところもあります。探偵スクールを卒業したところで探偵認定資格などはもらえません。むしろ探偵スクールを運営する探偵社が勝手に作った資格をもらえる程度のものです。民間の資格をもらえたとしても、それはスクールの資格です。世間一般ではもちろん探偵資格として認められるものではありません。それよりも、はやめから探偵社に就職したほうが、現場で学べるので圧倒的に有利ですし、本物の現場を味わえるので、その分早く技術を身につけられます。何より給料をもらいながら、内容の濃い授業を受けることができるのです。                    
                                                                                                                                 プロの視点から見る探偵スクール                    
                                                                2025/09/05                    
                                                                ただし、現役の探偵社で実際に働いている探偵が、スクールで専門家を招いて教えていることはほとんどありません。探偵スクールに通ったからといって、プロとして認められるわけではないのです。この考え方は業界全体に浸透しています。つまり、探偵スクールの価値を否定しているわけではありません。むしろプロの探偵の中には、スクールに通うのを悪くはないが、プロである探偵のほとんどはむしろ嫌悪感を抱いています。